大豆ペプチド 効果 効能

ペプチドとは

 

ペプチドという言葉は大豆ペプチドやゴマペプチドなどで耳にしたことがあると思います。このペプチドとは、いろいろなアミノ酸が決められた順番でつながって構成されている分子の系統群のことです。

 

ちなみにアミノ酸には必須アミノ酸と非必須アミノ酸があり、必須アミノ酸はトリプトファン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、バリン、イソロイシン、ロイシン、ヒスチジンの9種類で、これは人間の体内では生産ができず、栄養分として摂取しなければならないアミノ酸のことです。

 

非必須アミノ酸は、アラニン、アルギニン、アスパラギン、セリン、アスパラギン酸、システイン、グルタミンなど11種類で、健康のために好ましい成分となっています。

 

ペプチドはこうしたアミノ酸がつながっているもので、タンパク質を分解する過程で生成されます。

 

タンパク質はご存知の通り筋肉や血液をつくるために必要な栄養素ですが、構造が非常に複雑で、消化酵素の力を借りてアミノ酸に分解しなければ、人間の身体はタンパク質を吸収することができないのです。

 

アミノ酸になれば効率的に吸収されるのですが、腸壁から吸収することができるアミノ酸はひとつずつでしかありません。しかし、アミノ酸がいくつか結合してできているペプチドは、結合している状態のままで一気に吸収されるので、吸収力は抜群な点が大きなメリットとなっています。中でも有名なのが大豆ペプチドというわけです。